かつらでコンプレックス解消

自然に馴染ませるためには

かつらをかぶる際の課題として、「どれだけ自然に見せることができるか」という点が挙げられます。それは人にバレたくないということだけではなく、「ファッション」としてのかつらを楽しむための重要な要素であるともいえます。

まず第一に考えたいのは、自然な髪の毛はすべて頭皮にある毛穴から生えているということです。人の頭部はいびつな球型です。その頭部の表面から、すべての髪の毛は生えているのです。それらをさまざまな形にカットして、その人の髪型が出来上がっているのです。まずはその点を理解しましょう。一本一本に始まりがあり、すべてが「長さ」を持っていて、「その髪型」に至っているのです。

この大前提を無視することが、「違和感」に繋がります。究極系を挙げてしまえば、本来髪の毛が生えるはずだった部分から、足りない分の髪の毛を補うようにかつらをかぶることが一番自然です。そして何よりも気にしたいのが「髪質」です。髪質は人によって千差万別です。同じように見えても手触りが違ったり、少し色が違ったりするものです。その「髪質」に極力合わせたものにすること、それがかつらをつけても自然に見せるための条件のひとつです。かつらをつけて少しでもファッションを楽しみたいのであれば、「どうせかつらなんだから自由だ」という点から真逆の考え方をしなければいけません。かつらであるからこそ、自分にとって必要な形は「ひとつしかない」という考え方です。

自分本来の髪質が「ストレート」であるのであれば、「パーマ」のかかったかつらはどう考えても、どう見ても、おかしくなってしまうものです。必要なものはそれではありません。おしゃれでパーマにしたい、ということであれば、かつらではない部分の自分の髪の毛にもパーマを当てる必要があります。そして、その形にあったかつらを探す必要があるのです。

より自然に見せてこそのおしゃれであるということを見失ってはいけません。「かつら」なのだから自由であるという考えは捨てた方がいいのです。自分の髪の毛が「もしあれば」ということに根ざして、「こうなっていたはずだ」というただひとつの答えを探す必要があります。そうして自然な髪型を見つけることができて初めて、「おしゃれ」に到達するということを忘れてはいけません。

人はおしゃれな人を見かければ、その人がおしゃれでいればいるほど、その人のことを「見る」ものです。そしてどこかひとつ「違和感」を見つけると、こんどは「そんなものか」と思ってしまうものなのです。おしゃれでいるということは、「人により見られる」ということを忘れてはいけません。人により見られてしまうということは、パッと見ただけではわからないような部分も余計に見られてしまい、看破されてしまうということなのです。

かつらをつけておしゃれをしたいという人は、他の人よりもより気をつけなくてはいけません。別に開き直って、「かつらですよ」と言えるのであれば、それこそ自由です。そのようなおしゃれも、たしかに存在します。ですが、そこまで言い切ることが出来ないのであれば、より自然なかつらを手にする必要があるでしょう。そのようにした上で、おしゃれを楽しむのです。

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